イタリア旅行〜アーティチョークをイタリアで食べてみた!〜

先日、イタリアに行った時にアーティチョークを食べました。
皆さんはアーティチョーク食べたことありますか?
私は初めて見た、初めて食べた食材だったのでご紹介します。

アーティチョークとは…?

アーティチョークは、ヨーロッパ原産の野菜で、葉を食用として利用します。
地中海沿岸地域が特に有名で、イタリア、フランス、スペインなどの国々で広く食べられています。
特にイタリアのシチリア地方やローマ周辺で、アーティチョーク料理が非常に人気があります。

また地中海以外でも、アメリカ合衆国や南アフリカなどでも栽培され、食べられています。
花芽やその付近の部分が食べられますが、一般的には葉の部分を調理して食べることが多いです。アーティチョークは、独特の風味と食感を持っています。通常、茹でたり蒸したりしてから、葉を引っ張って食べる方法が一般的です。内側の花萼と心臓部分も食べられます。

アーティチョークは体にいいの?

炭水化物が多く、水分が少ないという特徴があります。 食物繊維を豊富に含むため、ファイバーフードとして人気があり、便秘の解消や予防に有効的です。 また、胆汁分泌の促進効果や利尿効果、コレステロール値を下げる効果もあり、とても体にいいのでスーパーフードと言われています。

どのようにして食べるの?

今回、私はイタリアのローマとシチリアで食べました。
アーティチョークには種類が多いので、それぞれ種類が違く、料理方法も違ったので紹介しますね!

ローマでのアーティチョーク

ローマのアーティチョークはボールのように丸っとしたものが特徴です。
ちなみにアーティチョークはイタリアでカルチョーフィと言われています。ローマの中でも、ローマ風のみじん切りにしたニンニクやミントなどを詰め、オリーブオイルと白ワインなどで丸ごとコトコト煮込んだものとユダヤ風の素揚げにしたものがあるそうで、今回私はユダヤをいただきました。

こちら、中央にあるものがアーティチョークです。丸々1つ葉の部分を広げながら素揚げしてあり、全て食べられるとのこと。味付けはオリーブオイルと塩のみのシンプルなものでした。

NENE
NENE

サクサクで美味しい!

香ばしくてスナック感覚で食べられる♩

味は美味しかったのですが、香ばしさと塩気が強く、正直アーティチョークの味がどんな感じかはわかりませんでした…ワインに合い、お酒はすすみました♡

シチリアでのアーティチョーク

こちらはシチリアのアーティチョーク。ローマのものより縦長です。
行った1月はアーティチョークのシーズンということもあり、シチリアでは街中にたくさんトラックでアーティチョークを売る人がいました。

このように茎ごと売られていますが、つぼみより下は食べないそうです。
今回は友人宅でBBQで焼いていただきました。

葉の隙間に塩をまぶして、オリーブオイルをかけて、炭の上で直焼き…
煙がすごーく出ます。
日本でやったらボヤ騒ぎかクレームクリだろうなぁと思いながら焼けるのを20分ほど待ちました。

焼けたものがこちら。
周りは焼け焦げているので、花びらを一枚一枚めくって行き、焦げていないところを食べます。

ここからが食べるポイント!
全部は食べず、花びらの先ではなく元の部分1cm-1,5cmくらいを歯でしごいて食べます。
そうこちらのアーティチョーク、勿体無いのですが食べる部分はこれだけです。

めくりながらチビチビ食べるのは楽しい♩
中に行くにつれて柔らかくなっていきます。味は芋系っぽい感じでした。
ただ、オリーブオイルで手はベトベトです…食べ進めていくとこちらの芯部分に到達。

上の花の部分をカットして食べます。
ホクホクしていて美味しい!
まさに芋!里芋に近い味がしますが、ちょっとクセがあり、これがアーティチョークの味かぁと最後まで美味しくいただきました。ローマのものとは全く違った味で同じアーティチョークでも別の食べ物のようでした。ボイルして食べるのもホクホクで美味しいそうです♩

イタリアでしか味わえないもので貴重な体験でした。

日本でも食べられるの?

調べてみると、日本には江戸時代にもうきていたそう…
ただ日本人にはハマらず広まらなかったようですね。。。
今ではイタリアンレストランで食べれたり、生産もされていて購入することができるとのこと。
大玉で1つ2000円と高価でした…これから広まって生産も増えたら安く手に入るかもしれませんね。

食べてみたい方は、パスタソースとして売られているものもあるのでそちらもチェックしてみてください。

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